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ボンド磁石

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ボンド磁石(ボンドじしゃく)は、永久磁石のバルク化の方法による分類の一種で、磁粉(磁性粉末)を樹脂で固めたもの。

特徴

永久磁石は一定の体積に磁界発生空間を確保する必要があり、そのバルク化の方法により、鋳造磁石、焼結磁石、ボンド磁石などに分けられる。このうち磁粉(磁性粉末)を用いたものが焼結磁石とボンド磁石で、焼結磁石は磁粉(磁性粉末)を焼結して固めたもの、ボンド磁石は磁粉(磁性粉末)を樹脂で固めたものである。ボンド磁石はポリマー(バインダー)を含むため鋳造磁石や焼結磁石よりも磁気特性は劣るが、複雑な形状に加工でき、寸法精度、薄肉化、量産性などに優れる。加工が容易ではさみやカッターナイフでも簡単に切ることができる。

磁粉による分類

フェライト系 - 安価で複写機やプリンタの磁気ロールに用いられる。ネオジム系 - ハードディスクドライブや光ディスクドライブの小型モーターなどに用いられる。

脚注

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ボンド磁石http://ja.wikipedia.org/)より引用