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ボールねじ

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ボールねじ (Ball Screw) とは、ねじ軸、ナット、ボールなどから構成される機械要素部品のひとつであり、直線運動を回転運動または回転運動を直線運動に変換する。物を締結する目的のねじとは、ねじ部の利用方法が異なるものである。

概要

ねじ軸とナットの間にボールを入れて軽く転動させることができるトライボロジー(摩擦制御技術)を用いた部品。ボールは無限循環する必要があるため、ねじ軸、ナット、ボールのほかに循環部品が不可欠である。循環方式には以下のものがある。リターンチューブ式エンドデフレクタ式エンドキャップ式こま式リターンプレート式ミドルデフレクタ式大きさ精度により使用用途が分かれており小径サイズのものは、主に精密分野に使用され大きいものは主に工作機械、搬送機械などに使用される。自動車のステアリングに使用するために開発され、半導体製造装置、液晶製造装置、検査装置、工作機械などに使用されており、最近では医療機器、ロボット、食品機械、射出成型機、航空宇宙機器、自動車などにもその応用分野を広げている。

日本国内主要ボールねじメーカー

日本精工THK黒田精工ツバキ・ナカシマケーエスエス日本トムソン第一測範石坂工業オージック(旧 美原精工)

海外主要ボールねじメーカー

PMI(台湾)SKF(ドイツ)HIWIN(台湾)TBI MotionBosch Rexroth

参考文献

関連項目

トライボロジーすべりねじ

外部リンク

社団法人日本工作機器工業会社団法人日本工作機械工業会

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ボールねじhttp://ja.wikipedia.org/)より引用