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IKO直線系列綜合型錄RED

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軌道導引•軸導引•平板導引及相關製品型錄

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Document Title IKO直線系列綜合型錄RED
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本型錄(IKO直線系列綜合型錄RED)的內容


Page 1:Printed in Japan © 2014.3 (OKU)CAT-1555.3

Page 2:直動案内機器は、工作機械、半導体・液晶関連製造装置をはじめ、ロボット、測定機器など、幅広い産業機械の性能を支える位置決め要素部品として多用されており、数々の実績を誇ります。直動案内機器は、回転形の軸受を平面スライド部分に使用範囲を拡げたもので、性能面はもちろん、取付けや保守の容易さなど多くのメリットがあり、機械・装置の精密位置決めや搬送機構などに欠かすことのできない機械部品です。レール案内形式のリニアウェイ、リニアローラウェイをはじめ、軸案内形式のボールスプラインなど豊富なバリエーションを誇り、その優れた性能と品質は多くのユーザーから高い評価を得ています。直動案内機器は、地球環境の負荷を低減する管理システム ISO 14001、及び品質向上のための管理システム ISO 9001に裏打ちされた品質レベルで生産されております。当カタログに掲載している標準品は、欧州RoHS指令6物質に適合しています。●●Ⅰ 1 Ⅰ 2

Page 3:レール案内形式軸案内形式平面案内形式リニアウェイリニアローラウェイボールスプラインリニアブッシングストロークロータリブッシングボールスライドクロスローラウェイローラウェイ・フラットケージボールタイプミニアチュアシリーズ独自のスモールサイジング技術によって生み出された超小形サイズの直動案内機器CAT-1559に収録されています。CAT-1555.3に収録されています。ボールタイプコンパクトシリーズあらゆる面でコンパクト化を追求した汎用性の高い直動案内機器ボールタイプミニアチュアバリューシリーズボールタイプミニアチュアシリーズの高い性能はそのままにコストダウンを実現した直動案内機器ボールタイプ低断面軽量シリーズ超低断面、超軽量にもかかわらず、高い負荷容量を実現した直動案内機器ボールタイプ高剛性シリーズ大径の鋼球を組み込むことで、バランスよく高い負荷容量を実現した高剛性な直動案内機器ボールタイプ幅広シリーズ幅広のトラックレールを使用し、幅方向のモーメントに強く単列での使用にも適した直動案内機器ボールタイプU字形トラックレールシリーズU字形トラックレールを採用したトラックレール剛性の高い直動案内機器ローラタイプローラの優れた特性を最大限に活かし、あらゆる特性で最高レベルの性能を実現した直動案内機器ローラタイプ4条列ローラタイプの直動案内機器モジュールタイプトラックレールとスライドメンバーがセットになった最小単位のコンパクトな直動案内機器クロスローラウェイV字形状の2平面を軌道溝とした2本の軌道台の間に保持器付き円筒ころを組み込んだ直動案内機器ボールスライド軽量、小形、コンパクトで、軽くなめらかな作動を実現した直動案内機器ボールスプラインスプライン軸上を外筒又はスライドユニットがトルク伝達しながら直線運動する直動案内機器リニアブッシングワイドバリエーションで、ブッシュ案内部の転がり化が容易な直動案内機器ストロークロータリブッシング回転運動と軸方向の往復直線運動が可能な直動案内機器ローラウェイ・フラットケージ負荷方向への剛性が高く、高精度な直動案内機器直動シリーズ直動シリーズMX :フランジ形上下方向取付けMXD :ブロック形下方向取付けMXS :コンパクトブロック形下方向取付けMXN :低断面フランジ形下方向取付けMXNS :低断面ブロック形下方向取付けCルーブリニアローラウェイスーパーXMAG :標準形MAGF:フランジ形CルーブボールスプラインGMUL :小形CルーブリニアウェイULMH :フランジ形上方向取付けMHT :フランジ形下方向取付けMHD :ブロック形下方向取付けMHS :コンパクトブロック形下方向取付けCルーブリニアウェイHME :フランジ形上方向取付けMET :フランジ形下方向取付けMES :ブロック形下方向取付けCルーブリニアウェイEML :標準形MLF :幅広形CルーブリニアウェイLMLVCルーブリニアウェイLVMVCルーブリニアウェイVCルーブ・メンテナンスフリーシリーズLWL :標準形LWLF :幅広形リニアウェイLLWE :フランジ形上方向取付けLWET :フランジ形下方向取付けLWES :ブロック形下方向取付けリニアウェイELWH :フランジ形上方向取付けLWHT :フランジ形下方向取付けLWHD :ブロック形下方向取付けLWHS :コンパクトブロック形下方向取付けLWHY :横取付形リニアウェイHLWFH :フランジ形上下方向取付けLWFF :フランジ形上下方向取付けLWFS :ブロック形下方向取付けリニアウェイFLWUL···B :小形LWU ···B :標準形 ボール保持式LWU :標準形 ボール非保持式リニアウェイULRX :フランジ形上下方向取付けLRXD :ブロック形下方向取付けLRXS :コンパクトブロック形下方向取付けリニアローラウェイスーパーXLWLM:ボールタイプ小形LWM :ボールタイプ標準形LRWM:ローラタイプリニアウェイモジュールCRWGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイBWU高剛性精密ボ−ルスライドLSAG :標準形LSAGF:フランジ形ボールスプラインGLMGリニアブッシングGST :汎用ST···B :重荷重用ストロークロータリブッシングRW/SR/GSNローラウェイLWE ···Q:フランジ形上方向取付けLWET ···Q:フランジ形下方向取付けLWES···Q:ブロック形下方向取付け低騒音リニアウェイELRWX :ブロック形下方向取付けLRWXH:フランジ形上方向取付けリニアローラウェイXCRWG···Hラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイHBSP :有限直線運動形BSPG :ラック&ピニオン内蔵形BSR :無限直線運動形精密ボ−ルスライドLSBブロック形ボールスプラインLM/LME/LMBリニアブッシングSTSI :軸付きセット品STS :軸なしセット品ミニアチュアストロークロータリブッシングCRW :標準形CRWM:モジュール形クロスローラウェイBSU···Aボ−ルスライドLS有限ストロークボールスプラインGLMSミニアチュアリニアブッシングBGボールガイドFT :単列FTW···A :複列アングルフラットケージCRWUGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイユニットフルラインナップフルラインナップ直動シリーズ総合カタログRED直動シリーズ総合カタログRED直動シリーズ総合カタログBLUE直動シリーズ総合カタログBLUECRWU / CRWU···R / CRWU···RSクロスローラウェイユニットⅠ 3 Ⅰ 4

Page 4:直動案内機器の分類 直動案内機器の特長レール案内形式軸案内形式平面案内形式レール案内形式軸案内形式平面案内形式無限直線運動無限直線運動無限直線運動有限直線運動有限直線運動有限直線運動回転運動+有限直線運動フラットケージローラウェイストロークロータリブッシング有限ストロークボールスプラインリニアブッシングボールスプラインボールスライドクロスローラウェイリニアローラウェイリニアウェイ直動シリーズ直動シリーズ の分類と特長の分類と特長ボール 無限直線運動ボールボールボールボールボールローラローラローラローラ転動体の種類剛性摩擦特性取付け性掲載カタログ一般的用途運動の種類複合荷重 中∼重荷重負荷方向と負荷能力無限直線運動有限直線運動有限直線運動無限直線運動無限直線運動有限直線運動有限直線運動+回転運動無限直線運動有限直線運動複合荷重 重∼極重荷重複合荷重 中荷重複合荷重 軽∼中荷重複合荷重 中∼重荷重ラジアル荷重 軽荷重複合荷重 中∼重荷重ラジアル荷重 軽荷重一方向荷重 極重荷重一方向荷重 極重荷重● NC工作機械● 精密加工機械● 各種ロボット● 搬送装置● 重切削工作機械● 大形加工機械● 高剛性ロボット● 精密加工機械● 電子部品組立機● 精密計測機器● 電子部品組立機● 各種ロボット● 各種試験・検査装置● 搬送装置● 包装機械● 各種測定機器● 医療機器● 各種ロボット● 各種試験・検査装置● 印刷機械● プレスダイセット● 精密計測機器● NC工作機械● 精密加工機械● 精密加工機械● 光学測定機器BLUE記号の説明 特に優れている 優れている 普通 レールの上を直線運動します。複合荷重を受けることができ、高性能で取扱いが容易なトータルバランスの優れた製品です。リニアウェイ無限直線運動リニアローラウェイ ボールスライド有限直線運動クロスローラウェイ無限直線運動 有限直線運動 平面の上を直線運動します。受けることができる荷重は一方向だけですが、大きな負荷能力をもった製品です。フラットケージ 軸の上を直線運動します。取扱いが容易な製品で、比較的軽い負荷条件に適した製品です。軸の回転と往復運動の双方を行う形式もあります。ボールスプライン無限直線運動リニアブッシング有限直線運動有限ストロークボールスプライン有限直線運動+回転運動ストロークロータリブッシングローラウェイBLUEREDREDREDREDREDREDREDREDⅠ 5 Ⅰ 6

Page 5:クロスローラウェイボールスライドボールスプラインリニアブッシングストロークロータリブッシングローラウェイ・フラットケージカムフォロア・ローラフォロアボールねじ、スライドシャフト、シャフトサポートブロックCRW(G)(···H)CRWU(G)直動シリーズ総合カタログ RED直動シリーズ総合カタログ RED INDEXINDEXBWU・BSP(G)BSU···AMAG・LSAGLSB・LSLMG・LM・LMSST・STSI・BG関連製品RW・SR・GSNFT・FTW···Aラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイHクロスローラウェイ ラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイユニットクロスローラウェイユニット高剛性精密ボールスライド 精密ボールスライド ボールスライドCルーブボールスプラインG ボールスプラインG 有限ストロークボールスプラインGブロック形ボールスプラインリニアブッシングG リニアブッシング ミニアチュアリニアブッシングストロークロータリブッシング ミニアチュアストロークロータリブッシング ボールガイドローラウェイ フラットケージ● スライドシャフト● シャフトサポートブロック V字形状の2平面を軌道溝とした2本の軌道台の間に保持器付き円筒ころを組み込んだ直動案内機器 軽量、小形、コンパクトで、軽くなめらかな作動を実現した直動案内機器 スプライン軸上を外筒又はスライドユニットがトルク伝達しながら直線運動する直動案内機器 ワイドバリエーションで、ブッシュ案内部の転がり化が容易な直動案内機器 回転運動と軸方向の往復直線運動が可能な直動案内機器 負荷方向への剛性が高く、高精度な直動案内機器 直動シリーズの応用範囲を広げる選び抜いた関連製品ローラフォロアカムフォロア カムフォロア用Cルーブユニット 標準精密ボールねじ 標準精密ボールねじⅠ 7 Ⅰ 8

Page 6:●ラック&ピニオン内蔵形 クロスローラウェイ ラック&ピニオン内蔵形 クロスローラウェイH クロスローラウェイレール案内形式クロスローラウェイ・・・・・・・・・・・Ⅱ-7解説 ・・・・・Ⅱ-27寸法表●ラック&ピニオン内蔵形 クロスローラウェイユニット クロスローラウェイユニット・・・・・・・・・Ⅱ-55解説 ・・・・・Ⅱ-61寸法表●高剛性精密ボールスライド・・・・・・・・・Ⅱ-75解説 ・・・・・Ⅱ-81寸法表●精密ボールスライド・・・・・・・・・Ⅱ-83解説 ・・・・・Ⅱ-89寸法表●ボールスライド・・・・・・・・・Ⅱ-95解説 ・・・・・Ⅱ-99寸法表各製品シリーズの解説と寸法表総合解説●CルーブボールスプラインG ボールスプラインG丸軸案内形式ボールスプライン・・・・・・・Ⅱ-107解説 ・・・Ⅱ-123寸法表●ブロック形ボールスプライン・・・・・・・Ⅱ-131解説 ・・・Ⅱ-141寸法表使用実例のご紹介●有限ストロークボールスプラインG・・・・・・・Ⅱ-143解説 ・・・Ⅱ-149寸法表平面案内形式●ローラウェイ・・・・・・・Ⅱ-215解説 ・・・Ⅱ-221寸法表●フラットケージ・・・・・・・Ⅱ-225解説 ・・・Ⅱ-231寸法表[関連製品]● 標準精密ボールねじ・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅱ-313● 標準精密ボールねじ・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅱ-335ボールスライド●ストロークロータリブッシング・・・・・・・Ⅱ-195解説 ・・・Ⅱ-199寸法表●ミニアチュアストロークロータリブッシング・・・・・・・Ⅱ-203解説 ・・・Ⅱ-207寸法表●ボールガイド・・・・・・・Ⅱ-209解説 ・・・Ⅱ-212寸法表ストロークロータリブッシング●リニアブッシングG・・・・・・・Ⅱ-153解説 ・・・Ⅱ-159寸法表●リニアブッシング・・・・・・・Ⅱ-161解説 ・・・Ⅱ-167寸法表●ミニアチュアリニアブッシング・・・・・・・Ⅱ-189解説●スライドシャフト・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅱ-353●シャフトサポートブロック・・・Ⅱ-356●カムフォロア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅱ-235●ローラフォロア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅱ-291・・・Ⅱ-192寸法表リニアブッシング●総合解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅲ-2●使用実例のご紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ⅳ-2Ⅱ 1 Ⅱ 2

Page 7:Ⅱ 3 Ⅱ 4クロスローラウェイラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイHクロスローラウェイラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイユニットクロスローラウェイユニット

Page 8:クロスローラウェイシリーズの特長保持器ずれ防止機構内蔵タイプなどシリーズ 充実! クロスローラウェイの特長クロスローラウェイは、V字形状の2平面を軌道溝とした2本の軌道台の間に保持器付き円筒ころを組み込んだ直動案内機器です。円筒ころを交互に直交させて配列しているので、あらゆる方向の荷重を受けることができ、極めて高精度で円滑な直線運動を行います。ラック&ピニオン内蔵形の特長CRWUGの構造クロスローラウェイCRW·CRWMラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイCRWGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイユニットCRWUGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイHCRWG···HクロスローラウェイユニットCRWUラックギア保持器付き円筒ころ保持器円筒ころ保持器付き円筒ころ保持器円筒ころラックギアピニオンギア独自のラック&ピニオン構造ピニオンギア ラックギアラックギア■取付姿勢フリー立軸など、従来のクロスローラウェイでは使用しにくかった用途でも安心です。■高速・高タクト運転対応動作速度を高めても、保持器ずれを気にする必要がありません。■省エネルギー運転対応長期間の運転でも、保持器ずれの矯正動作を組み入れる必要がありません。保持器ずれを完全解消!形 番試験方法運転条件往復回数取 付 姿 勢最 高 速 度加 速 度サ イ ク ルストローク可動部質量CRWG3振動試験機1億回立 軸827 mm/s15 G31 Hz8 mm330 g《試験結果》 保持器ずれは生じることなく、各部品にも異常はありませんでした。《耐久試験》 試験条件CRWGCRWG···HCRW加振装置独自構造のラック&ピニオン機構を内蔵することにより、保持器ずれを完全に解消しました。■置き換えが容易外形寸法が同じなので、新規採用はもちろん、従来のクロスローラウェイ・クロスローラウェイユニットを使用している機械・装置に、取付寸法の変更なしで置き換えることが可能です。取付寸法が完全互換!軌道台の内側にラックを配置する独自の構造を採用し、従来のクロスローラウェイCRWと同一取付寸法を実現しています。■送り精度の向上循環形直動案内機器に固有の微小な走行振れがなく、極めて高い送り精度を実現します。■微小送りに最適摩擦抵抗が極めて小さく、スティックスリップのない直線運動が得られるため、微小送り指令の追従性に優れ、高精度な位置決め精度の向上が期待できます。極めて高精度でなめらかな運動!精度の高い軌道面と、厳密に長さ寸法を管理した超精密ローラを直交配列した非循環形の直動案内機器で、極めて高精度でなめらかな運動を得られます。CRWGCRWUG CRWUAH立軸での高タクト運転でも、保持器のずれをおこしません!HHAAAHラックギアピニオンギアラックギアピニオンギアラックギアピニオンギアラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイCRWGは、極めて高精度で円滑な直線運動を実現する クロスローラウェイCRWに、ラック&ピニオンによる保持器ずれ防止機構をコンパクトに内蔵した製品です。 CRWG···HはCRWGの軌道接触部の仕様を徹底的に見直し、大幅な定格荷重アップを実現した高負荷容量タイプの製品です。ラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイユニットCRWUGは、研削仕上げされた剛性の高いテーブル及びベッドに、保持器ずれ防止機構を備えたクロスローラウェイCRWGを組み込んだ製品です。ラック&ピニオン内蔵。保持器ずれを解消!!Ⅱ 5 Ⅱ 6

Page 9:1Points●優れた負荷バランスV字形状の2平面を軌道溝とした2本の軌道台の間に円筒ころを交互に直行させた保持器付き円筒ころを組み込んでいるため、あらゆる方向の荷重を受けることができます。2●保持器ずれを完全解消CRWG・CRWG…Hは、独自設計のラック&ピニオン機構をコンパクトに内蔵しているため、保持器ずれの心配がなく、高速・高タクト運転や立軸使用でも安心です。3●高負荷容量タイプCRWG…HCRWG…Hは、CRWGの軌道接触部の仕様を徹底的に見直し、大幅な定格荷重アップを実現しているため、機械・装置のコンパクト化や長寿命化が可能です。4●標準形とモジュール形CRWには4本の軌道台と保持器付き円筒ころ2組を組み合わせて1セットとする標準形と、内側の2本の軌道台を一体構造にしたモジュール形の2タイプがあります。5●取付けが容易軌道台の取付穴は、ざぐりとめねじが施されているため、取付構造も制約されることがありません。モジュール形は、内側2本の軌道台を一体構造にしたもので、取付構造がシンプルになり、より高い精度の直線運動が得られます。6●耐食性に優れた ステンレス鋼製をラインナップステンレス鋼製の製品は耐食性に優れ、クリーンルーム内での使用など、防せい油の使用を嫌う用途に最適です。CRW/CRWMクロスローラウェイCRWGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイCRWG…Hラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイHラックギアピニオンギアラックギアピニオンギア軌道台円筒ころ端部ねじラックギア軌道台保持器軌道台円筒ころ端部ねじラックギア軌道台保持器保持器付き円筒ころ保持器付き円筒ころⅡ 8Ⅱ 7呼び番号と仕様の指定 呼び番号の配列例CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズの仕様は、呼び番号により指定します。呼び番号の形式記号・寸法・部品記号・材料記号・等級記号・補助記号により、適用する各仕様をご指示ください。1 2 3 1 4 5 6 7CRWGシリーズCRWG…Hシリーズ CRWG 3 ー 150 H SP /BCRWシリーズ 標準形 CRW 3 ー 150 C20 SL SP /UCRW 3 ー 250×300 C36 SL SP /Uモジュール形CRWM 3 ー 150 C20 SP /UCRWM 3 ー 250×150 C20 SP /U形式1 形式記号Ⅱ 9ページ大きさ2 寸法 Ⅱ 9ページ軌道台長さ3部品記号Ⅱ 10ページ円筒ころの本数4材料の種類5 材料記号Ⅱ 10ページ精度の等級6 等級記号Ⅱ 11ページ特別仕様7 補助記号Ⅱ 11ページ

Page 10:Ⅱ 9 Ⅱ 10−軌道台長さ・円筒ころの本数・材料の種類−呼び番号と仕様の詳細 −形式・大きさ−異なる軌道台長さの組合せ指定標準形の組合せ短い軌道台2本と長い軌道台2本及び保持器付き円筒ころ2組を1セットとします。保持器付き円筒ころ1組に組み込むころ本数は、短い軌道台の標準本数(寸法表記載の本数)としますが、ころ本数を指定することもできます。モジュール形の組合せ中軌道台1本と軌道台2本及び保持器付き円筒ころ2組を1セットとします。保持器付き円筒ころ1組に組み込むころ本数は、短い軌道台の標準本数(寸法表記載の本数)としますが、ころ本数を指定することもできます。例 CRW 6 − 300 × 400 C241組に組み込む円筒ころの本数24本長い軌道台の長さ400mm短い軌道台の長さ300mm例 CRWM 3− 200 × 150 C201組に組み込む円筒ころの本数20本外側の軌道台長さ150mm中軌道台の長さ 200mmラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイ(CRWGシリーズ):CRWGラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイH(CRWG…Hシリーズ):CRWG…Hクロスローラウェイ(CRWシリーズ)標準形モジュール形:CRW:CRWM適用する形式と大きさは、表1をご参照ください。1、2、3、4、6、9、12、15、18、24 適用する形式と大きさは、表1をご参照ください。形式1大きさ2:無記号:C○CRWシリーズの保持器1組に組み込む円筒ころの本数を示します。指示がないときは、保持器付き円筒ころ1組には寸法表に示す本数の円筒ころを組み込みます。炭素鋼製ステンレス鋼製:無記号:SL適用する形式と大きさは、表1をご参照ください。円筒ころの本数4材料の種類5○○×○軌道台の長さをミリメートルの単位で示します。CRWシリーズは長さが異なる軌道台を組み合わせることもできます。軌道台の長さは、Ⅱ 27ページからⅡ 54ページの寸法表をご参照ください。軌道台長さ3表1 CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズの形式と大きさシリーズ 形状 材料 形式大きさ1 2 3 4 6 9 12 15 18 24CRWG 炭素鋼製 CRWG − ○ ○ ○ ○ − − − − −CRWG…H 炭素鋼製 CRWG…H − ○ ○ ○ − − − − − −CRW炭素鋼製 CRW ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ステンレス鋼製 CRW…SL ○ ○ ○ ○ ○ − − − − −炭素鋼製 CRWM ○ ○ ○ ○ − − − − − −標準形モジュール形

Page 11:Ⅱ 11 Ⅱ 12−特別仕様−−精度の等級・特別仕様−CRWG、CRWG…H、CRWAABA/LΔA/LΔ A/LΔ/LΔB/LΔCRWMSP1086420 200 400 600 800Δ1000 1200軌道台長さ L mm平行度 μm図1 精度図2 専用ねじによる取付け表2 特別仕様の適用特別仕様補助記号大きさ1 2 3 4 6 9 12 15 18 24専用ねじ /B − − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○高剛性保持器付き円筒ころ(1)(2) /M − − − − ○ ○ ○ ○ ○ ○端面止め板SA(2) /SA − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○端面止め板SB(2) /SB − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ワイパーシール(2) /U − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○注(1)モジュール形には適用しません。 (2)CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズには適用しません。B、M、SA、SB、U 適用する特別仕様は、表2をご参照ください。複数の特別仕様を組み合わせるときは、表3をご参照ください。なお、特別仕様の詳細はⅡ 12ページからⅡ 14ページをご参照ください。特別仕様7標準超精密級:無記号:SP取付基準面に対する軌道面の平行度及びCRWMの2つの軌道面の平行度の許容値は、図1をご参照ください。精度の等級6表3 特別仕様の組合せM ○SA ○ ○SB ○ ○ −U ○ ○ − −B M SA SB備考1. 表中の ― 印の組み合わせはできません。 2. 複数種類を組み合わせて使用するときは、記号をアルファベット順に並べてご指示ください。専用ねじ /B予圧調整側軌道台は、予圧調整により移動します。軌道台固定ねじと取付穴との間に移動できる余裕が必要ですが、余裕を十分にとれないときや、図2のように軌道台側から固定ねじを取り付けるときに便利な専用ねじを添付します。この専用ねじは、固定側軌道台を取り付ける機械の取付穴やめねじの位置精度が十分でないときにも使用できます。なお、この専用ねじは炭素鋼製のみです。高剛性保持器付き円筒ころ /M保持器を、立軸の使用に適するよう設計された剛性の高い銅合金製保持器に変更します。この保持器は片側方向へのみころが脱落しない構造です。なお、立軸で高剛性保持器を使用するときは、端面止め板SBとの併用を推奨します。表4 専用ねじの寸法単位 mm大きさ ねじの呼び d D H L S3 M 3 2.3 5 3 12 54 M 4 3.1 6 4 15 66 M 5 3.9 8 5 20 89 M 6 4.6 8.5 6 30 1212 M 8 6.2 11.5 8 40 1715 M10 7.9 14 10 45 1618 M12 9.6 16 12 50 1924 M14 11.2 19.5 14 70 26ねじの呼びLdDSH

Page 12:Ⅱ 13 Ⅱ 14−特別仕様−−特別仕様−端面止め板SA /SAストローク頻度が高く、振動や不等分布荷重などによる保持器のずれが予想されるときに、端部ねじを端面止め板SAに変更します。なお、大きさ1の系列には、端面止め板SAに準じた端面止め板が標準装備されています。端面止め板SB /SB立軸で高剛性保持器を使用するとき保持器のストロークを端部で規制するために、端部ねじを端面止め板SBに変更します。端面止め板SBは、すべての軌道台端部に取り付けることはできません。標準取付け位置を図3に示します。なお、取付け位置はねじをゆるめて付け替えることができます。ワイパシール /U軌道面への異物の侵入を防止するため、端面止め板SBの機能を併せもったワイパシールに変更します。ワイパシールは、すべての軌道台端部に取り付けることはできません。標準取付け位置を図4に示します。なお、取付け位置はねじをゆるめて付け替えることができます。表5 端面止め板SAの寸法単位 mm大きさ t1t2大きさ t1t22 4.5 2 12 11 53 5 2 15 14 64 7 3 18 14 66 8 3 24 16 69 10 4t1t2表6 端面止め板SBの寸法単位 mm大きさ t1t2大きさ t1t22 4.5 2 12 11 53 5 2 15 14 64 7 3 18 14 66 8 3 24 16 69 10 4t1t2表7 ワイパシールの寸法単位 mm大きさ t1t2大きさ t1t22 4.5 4 12 11 8.53 5 4 15 14 114 7 6 18 14 116 8 6 24 16 119 10 7.5t1t2図3 端面止め板SBの配置図4 ワイパシールの配置

Page 13:Ⅱ 15 Ⅱ 16 定格荷重と許容荷重 CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズの基本動定格荷重C、基本静定格荷重C0及び許容荷重Fは、軌道台4本、保持器付き円筒ころ2組を1セットとして並列使用したときの下方向荷重に対する値を示します。(図5参照)また、上・横方向に対する定格荷重は、下方向と同じです。CRWシリーズは、荷重方向により荷重を分担する円筒ころの本数が異なりますので、荷重方向による定格荷重及び許容荷重を求める必要があります。また、寸法表の基本動定格荷重CU、基本静定格荷重C0U及び許容荷重FUは、円筒ころ1本当りの値を示します。CRWシリーズの基本動定格荷重C、基本静定格荷重C0及び許容荷重Fは表8.1、表8.2に示す式で求めます。定格荷重の定義や計算荷重についての詳細は、Ⅲ 3ページをご参照ください。許容荷重許容荷重とは、最大接触応力を受ける接触部において、転動体と軌道面との弾性変形量の和が小さく、円滑な転がり運動をする荷重をいいます。したがって、きわめて円滑な運動でかつ高い精度を必要とするときは、負荷荷重は許容荷重を超えない範囲で使用してください。図5 CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズの定格荷重の方向C、C0、F表8.1 CRWシリーズ標準形の定格荷重及び許容荷重の計算式荷重方向上下方向荷重(1) 横方向荷重基本動定格荷重 C N Cr={( Z―2−1)2p}1/36( Z―2 )3/4CU(1) Ca={( Z―2−1)2p}1/36( Z―2 )3/427/9CU(4)基本静定格荷重 C0 N C0r=( Z―2 )C0U(2) C0a=2( Z―2 )C0U(5)許容荷重 F N Fr=( Z―2 )FU(3) Fa=2( Z―2 )FU(6)記号の説明Cr:上下方向荷重が負荷される場合の基本動定格荷重 NCa:横方向荷重が負荷される場合の基本動定格荷重 NC0r:上下方向荷重が負荷される場合の基本静定格荷重 NC0a:横方向荷重が負荷される場合の基本静定格荷重 NFr:上下方向荷重が負荷される場合の許容荷重 NFa:横方向荷重が負荷される場合の許容荷重 NZ :保持器付き円筒ころ1組に組み込む円筒ころの本数( Z―2 は小数点以下を切り捨てる)p :円筒ころのピッチ間寸法 mmCU:円筒ころ1本当りの基本動定格荷重 NC0U:円筒ころ1本当りの基本静定格荷重 NFU:円筒ころ1本当りの許容荷重 N注(1)この方向の荷重方向で並列使用のときは、表8.2の(7)、(8)、(9)式により計算します。荷重荷重荷重 荷重表8.2 CRWシリーズモジュール形の定格荷重及び許容荷重の計算式荷重方向上下方向荷重 横方向荷重基本動定格荷重 C N Cr={( Z―2−1)2p}1/36( Z―2 )3/427/9CU(7) Ca={( Z―2−1)2p}1/36( Z―2 )3/427/9CU(10)基本静定格荷重 C0 N C0r=2( Z―2 )C0U(8) C0a=2( Z―2 )C0U(11)許容荷重 F N Fr=2( Z―2 )FU(9) Fa=2( Z―2 )FU(12)記号の説明Cr:上下方向荷重が負荷される場合の基本動定格荷重 NCa:横方向荷重が負荷される場合の基本動定格荷重 NC0r:上下方向荷重が負荷される場合の基本静定格荷重 NC0a:横方向荷重が負荷される場合の基本静定格荷重 NFr:上下方向荷重が負荷される場合の許容荷重 NFa:横方向荷重が負荷される場合の許容荷重 NZ :保持器付き円筒ころ1組に組み込む円筒ころの本数( Z―2 は小数点以下を切り捨てる)p :円筒ころのピッチ間寸法 mmCU:円筒ころ1本当りの基本動定格荷重 NC0U:円筒ころ1本当りの基本静定格荷重 NFU:円筒ころ1本当りの許容荷重 N荷重の1/2 荷重の1/2荷重荷重 荷重

Page 14:Ⅱ 17 Ⅱ 18 CRWシリーズの選定方法 CRWシリーズの仕様を選定するときは、精度及び定格荷重と許容荷重のほかに、ストローク長さと円筒ころ本数を検討する必要があります。ストローク長さと円筒ころ本数CRWシリーズのストローク長さは、軌道台長さ及び円筒ころ本数などに関係します。したがって、仕様の選定は使用するストローク長さや負荷荷重の大きさなどを考慮に入れて、次の手順で行います。❶軌道台長さの算出軌道台長さは、使用するストローク長さの1.5倍以上を目安とし、次の式から求めます。L≧1.5S (13)ここに L:軌道台長さ mmS:使用するストローク長さ mm❷最大ストローク長さの算出使用するストローク長さは、最大ストローク長さの80%以下にすることが望ましく、最大ストローク長さは次の式から求めます。S1≧10.8S (14)ここに S1:最大ストローク長さ mmS :使用するストローク長さ mmSL≧1.5S❸保持器長さところ本数の算出軌道台長さと最大ストローク長さが決まれば保持器に許容される長さが算出できます。保持器長さの算出では、軌道台の端部に取り付ける端部ねじや端面止め板などの仕様により、計算方法が異なります。(1)標準端部ねじ及び端面止め板SA付きのとき(大きさ1の系列を除く)両端のころ間寸法は、軌道台長さから最大ストローク長さの半分を減じた値で次の式から求めます。LR=L−S12(15)ここに LR:許容される両端のころ間寸法 mmL :軌道台長さ mmS1:最大ストローク長さ mm保持器付き円筒ころ1組に組み込むころ本数は、次の式から求めます。Z=LR−DWp+1 (16)ここに Z :円筒ころ本数(小数点以下切り捨て)LR :許容される両端のころ間寸法 mmDW:円筒ころの直径(寸法表参照)mmp :円筒ころのピッチ間寸法(寸法表参照)mm(2)大きさ1の系列のときストローク長さは、保持器と端面止め板で規制され、保持器長さは次の式から求めます。R=L−S12(17)ここに R :許容される保持器長さ mmL :軌道台長さ mmS1:最大ストローク長さ mmLLS1LRS1/2S1/2LLRS1/2S1/2S1保持器付き円筒ころ1組に組み込むころ本数は、次の式から求めます。Z=R−2e +1p(18)ここに Z:円筒ころ本数(小数点以下切り捨て)R:許容される保持器長さ mme :保持器の端部寸法(寸法表参照) mmp:円筒ころのピッチ間寸法(寸法表参照) mm(3)端面止め板SB付き及びワイパシール付きのときストローク長さは、保持器と端面止め板又はワイパシールで規制され、保持器長さは次の式から求めます。R=L−t2−S1(19)ここに R :許容される保持器長さ mmL :軌道台長さ mmS1:最大ストローク長さ mmt2:端面止め板SB又はワイパシールの厚さ mm(Ⅱ 13ページ表6、Ⅱ 14ページ表7参照)保持器付き円筒ころ1組に組み込むころ本数は、大きさ1の系列のときと同様で式(18)から求めます。RLS1t2計算例使用形式…………………………………………… CRW 6負荷荷重…………………………………………… P = 7000 Nストローク長さ…………………………………… S = 195 mm上記条件でクロスローラウェイを並列に使用(Ⅱ 23ページ図26参照)するときの、仕様を選定します。❶軌道台長さの算出軌道台長さLは式(13)により算出します。L≧1.5S=1.5×195=292.5したがって、寸法表の標準長さから L = 300 mm を選定します。❷最大ストローク長さの算出最大ストローク長さS1は式(14)により算出します。S1≧1S=10.8 0.8×195≒244許容される両端のころ間寸法 LRは式(15)により算出します。LR= L−S1=300−2442 2=178❸ころ本数の算出円筒ころの本数Zは式(16)により算出します。ただし、この形式のDW及びpは寸法表よりDW=6mm、p=9mmです。Z=LR−DW+1=178−6p 9+1≒20.1よって、小数点以下を切り捨ててZ=20とします。❹許容荷重の算出並列使用における許容荷重FはⅡ 16ページ表8.2の式(9)により算出します。ただし、円筒ころ1本当りの許容荷重FUは寸法表よりFU= 769Nです。F=2( Z―2 )FU=2(20―2 )×769=15380したがって、許容荷重Fは負荷荷重P=7000Nより大きくなっています。許容荷重が負荷荷重より小さくなったときには、軌道台長さを長くして円筒ころ本数を増加させるか、円筒ころの直径を大きくする必要があります。❺仕様の決定以上により求める仕様はCRW6−300で、円筒ころの本数は20本になります。

Page 15:Ⅱ 19 Ⅱ 20 潤滑 使用上の注意 CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズは、グリースが封入されていませんので、適正な潤滑を行って使用してください。CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズは、油潤滑又はグリース潤滑のいずれでも使用できます。一般には、高速又は低摩擦で使用するときは油潤滑とし、低速ではグリース潤滑とします。グリース潤滑のときは良質のリチウム石けん基グリースの使用を推奨します。軽荷重で低速のときは、最初にグリースか油を軌道面、ラックギア及びピニオンギア部に塗布し、その後は適時補給しますが、図6のような構造にしておけば補給は容易に行えます。なお、CRWG…Hシリーズは、軌道台間のすきまが小さいので、再給脂のときは軌道面に直接グリースか油を塗布してください。図6 潤滑方式の例CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズは高精度に仕上げられているため、ちりやほこりなどの有害な異物が軸受内部に入ると短寿命や精度低下の原因となります。外部からのちりやほこり、水などの有害な異物の侵入を防止する目的で、両側面に図7のような非接触方式のラビリンスシールや図8のように接触方式のワイパシールを取り付けることを推奨します。図7 ラビリンスシールの例図8 ワイパシールの例❶取扱いCRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズは非常に精密に製作されていますので、取扱いには十分にご注意ください。CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズの保持器には、ピニオンギア及び円筒ころが組み込まれています。保持器を落としたり、手荒な扱いをするとピニオンギア及び円筒ころが外れてしまいます。特に、CRWG…Hは円筒ころを掴むと円筒ころが脱落する可能性がありますので、保持器を掴んで取扱うようにしてください。また、保持器の切断はピニオンギアの脱落やギア組込み部の破損の原因となりますので、行わないようにしてください。CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズの軌道台には、ラックギアが組み込まれています。組付けの際、端部ねじを取り外したときにラックギアが抜ける場合がありますのでご注意ください。CRWシリーズの保持器は必要な長さに切断して使用することができますが、切断時に変形させないよう慎重に取り扱ってください。❷取付部の精度一般的な取付面の加工例を図9.1、図9.2に示します。取付面の一般的な加工精度は表9によりますが、取付面の精度は直接走行精度に影響しますので注意が必要です。特に高い走行精度が必要なときは表9に示す以上の加工精度を推奨します。図9.1 CRWG、CRWG…H、CRWの取付面の加工例図9.2 CRWMの取付面の加工例AAAAB BCAAC表9 取付部の精度A面の精度・走行精度に直接影響を与えます。テーブル側及びベッド側それぞれ2つの取付面の平面度は、Ⅱ 11ページの図1に示す平行度に近い許容値を推奨します。B面・C面の精度・平面度予圧(❹予圧調整機構参照)に影響を与えます。Ⅱ 11ページの図1に示す平行度に近い許容値を推奨します。・直角度CRWGシ リ ー ズ、CRWG…Hシ リ ー ズ、CRWシリーズの取付部の予圧方向への剛性に影響します。十分に高い精度に加工してください。❸取付部の形状相手側の取付基準面の隅の形状は、図10のように逃げ部を設けることを推奨します。また、軌道台と相手部材の間に0.5mm以上のすきまを設けるようにしてください。図10 取付部の形状❹予圧調整機構予圧を与えて使用するときには、一般的な方法として図11に示すように予圧調整ねじを使用します。予圧調整ねじの呼び寸法と取付位置は、軌道台固定ボルトの寸法と位置に合わせ、軌道台H寸法の中央を押してください。予圧量は、機械・装置の使用条件により異なりますが、過大な予圧は寿命の低下や軌道面の損傷につながりますので、一般的にはすきまゼロ又はわずかな予圧状態に調整するのが理想的です。特に精度と剛性を必要とするときには図12のように押し板や図13のようにテ−パジブなどを使用します。図11 一般的な予圧調整の例0.5以上0.5以上図12 押し板の例図13 テ−パジブの例❺使用温度CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズは、合成樹脂部品を使用していますので、使用温度は最高120℃まで、連続使用の場合は100℃まででご使用ください。100℃を超えるときはRにお問い合わせください。CRWシリーズは、合成樹脂部品を使用していないので、高い温度環境で使用できますが、100℃を超えるときはRにお問い合わせください。❻最高速度CRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズの運転速度は50m/min、CRWシリーズは30m/minを超えない範囲でご使用ください。❼固定ねじの締付トルクCRWGシリーズ、CRWG…Hシリーズ、CRWシリーズを取り付けるときの一般的な締付トルクを表10に示します。振動・衝撃が大きいときやモーメント荷重が負荷するときには、表の値の1.3倍程度のトルクで固定することを推奨します。また、振動・衝撃がなく高い走行精度が必要なときは、表の値より小さなトルクで固定することもありますが、ねじのゆるみ止めのため接着剤を併用するか、ゆるみ止めボルトを使用することを推奨します。表10 固定ねじの締付トルクねじの呼び締付トルクN・mM 2×0.4 0.40M 3×0.5 1.4M 4×0.7 3.2M 5×0.8 6.4M 6×1 10.9M 8×1.25 26.1M10×1.5 51.1M12×1.75 88.2M14×2 140M16×2 215備考 使用する固定ねじがテーブル側とベッド側で異なるときは、小さいねじの締付トルクに統一して固定してください。防じん

Page 16:Ⅱ 21 Ⅱ 22 取付け CRWGシリーズ、CRWG・・・Hシリーズの取付け一般的な取付構造を図14に示します。このときの取付けは、一般に次の手順によります。図14 CRWG、CRWG…Hの取付例❶取付準備・製品は1セットずつ(軌道台4本、保持器付き円筒ころ2組)包装されています。他のセットと混同しないようご注意ください。・端部ねじや端面止め板を取り外し、各部品を清浄な洗浄液で洗浄後、防せい油や潤滑油を塗布します。❷取付面の清浄化・機械の取付面のばりや打痕を油といしなどで取り除きます。取付面の逃げ溝部にも十分にご注意ください。・清浄な布でごみや汚れを拭き取り、薄く防せい油や潤滑油を塗布します。図15 取付面固定側軌道台ベッド側軌道台ベッド側軌道台予圧調整側軌道台予圧調整ねじ逃げ溝 逃げ溝取付面C 取付面A 取付面A取付面A取付面A取付面B 取付面B逃げ溝❸ベッド側軌道台の取付け・軌道台を取付面に正しく合わせ、均一な締付トルクで固定ねじを仮締めします。・軌道台をB面(図15参照)に強く密着させながら規定のトルクで均一に本締めします。・高い走行精度が必要なときは、軌道台の全長にわたり軌道面の平行度を確認しながら規定のトルクで均一に本締めします。・一般的な固定ねじの締付トルクはⅡ 20ページの表10によります。図16 軌道台の取付精度図17❹テーブルとベッドの組付け・保持器付き円筒ころをベッド側軌道台のストローク端位置に配置します。(図18参照)・保持器中央部のピニオンギアと軌道台のラックギアを噛み合わせます。・このとき、保持器を変形させないようにご注意ください。図18A AAΔΔΔ・テーブル側軌道台をストローク端位置になるように配置します。(図19参照)・保持器中央部のピニオンギアとテーブル側軌道台のラックギアを噛み合わせます。図19・テーブル側軌道台をほぼストローク中央位置になるようにスライドさせます。(図20参照)図20・軌道台が動かないように押えながらテーブルを配置します。(図21参照)図21・テーブルの固定ねじを仮締めします。(図22参照)図22・テーブルを静かにフルストロークさせて、使用ストローク範囲内で保持器両端側の円筒ころが軌道台の端部ねじに当らないことを確認します。当たる場合は、再度手順をやり直してください。(図23参照)図23

Page 17:Ⅱ 23 Ⅱ 24 取付け❺予圧調整・予圧の調整は、テーブル側軌道台の固定ねじを仮締めにした状態で行います。・予圧の調整は、軌道台長さの中央部の予圧調整ねじから始め、両端部側へ交互に調整していきます。・テーブルの側面ですきまを測定しながら、ダイヤルゲージの振れが止まるまで順次予圧調整ねじを締め込みます。このときの予圧調整ねじの締付トルクを計測しておきます。・両端に近い予圧調整ねじを調整するときは、テーブルを静かにストロークさせて、予圧調整ねじ部に円筒ころがあることを確認して行ってください。・以上の作業で、すきまはゼロ又はわずかな予圧状態になりますが、まだ、均一に予圧が調整されていません。再度同じ手順により、あらかじめ計測しておいたトルクですべての予圧調整ねじを均一に再調整します。図24 予圧調整方法の例❻予圧調整側軌道台の本締め・固定ねじは、均一なトルクで軽く締め込まれています。予圧調整ねじのときと同じように、軌道台中央部から両端部側へ交互に規定のトルクに近い値で仮締めします。・両端部に近い固定ねじを締め込むときはテーブルを静かにストロークさせ、固定ねじ部に円筒ころがあることを確認して締め込みます。・最後に同じ要領で、すべての固定ねじを規定のトルクで均一に本締めします。❼組立て後の確認・テーブルを静かにフルストロークさせ、走行が円滑で異音がないことを確認します。・テーブルの上面や側面をダイヤルゲージなどで計測し、走行精度を確認します。図25 組立て後の精度確認CRWシリーズ標準形の取付け一般的な取付構造を図26に示します。このときの取付けは、一般に次の手順によります。図26 CRWシリーズ標準形の取付例❶取付準備・製品は1セットずつ(軌道台4本、保持器付き円筒ころ2組)包装されています。他のセットと混同しないようご注意ください。・端部ねじや端面止め板を取り外し、各部品を清浄な洗浄液で洗浄後、防せい油や潤滑油を塗布します。❷取付面の清浄化・機械の取付面のばりや打痕を油といしなどで取り除きます。取付面の逃げ溝部にも十分にご注意ください。・清浄な布でごみや汚れを拭き取り、薄く防せい油や潤滑油を塗布します。図27 取付面固定側軌道台ベッド側軌道台ベッド側軌道台予圧調整側軌道台予圧調整ねじ逃げ溝 逃げ溝取付面C 取付面A 取付面A取付面A取付面A取付面B 取付面B逃げ溝❸ベッド側軌道台の取付け・軌道台を取付面に正しく合わせ、均一な締付トルクで固定ねじを仮締めします。・ 軌道台をB面(図27参照)に強く密着させながら規定のトルクで均一に本締めします。・高い走行精度が必要なときは、軌道台の全長にわたり軌道面の平行度を確認しながら規定のトルクで均一に本締めします。・一般的な固定ねじの締付トルクはⅡ 20ページ表10によります。図28 軌道台の取付精度❹テーブル側軌道台の取付け・固定側軌道台を取付面に正しく合わせ、均一な締付トルクで固定ねじを仮締めします。・固定側軌道台をC面に強く密着させながら規定のトルクで均一に本締めします。・予圧調整ねじをあらかじめ後退させておき、予圧調整側軌道台を取付面に密着させて、固定ねじを軽く均一なトルクで仮締めします。図29 テーブル側軌道台の取付けA AAΔΔΔC面固定側軌道台予圧調整側軌道台予圧調整ねじ❺テーブルとベッドの組付け・テーブル側軌道台とベッド側軌道台の間に保持器付き円筒ころを挿入できるよう、高さ方向、幅方向の位置合せをします。・保持器付き円筒ころを慎重に挿入し、軌道台長さのほぼ中央に組み込みます。このとき、保持器を変形させないようご注意ください。・各軌道台の端部ねじ、端面止め板を取り付けます。・テーブル全体を予圧調整ねじ側へ押し付け、予圧調整ねじを締め込んで軌道部のすきまがゼロに近くなるまで仮調整します。・テーブルを静かにフルストロークさせ、保持器付き円筒ころを中央位置に修正します。図30 組付け前の位置合せ❻予圧調整・予圧の調整は、予圧調整側軌道台の固定ねじを仮締めにした状態で行います。・予圧の調整は、軌道台長さの中央部の予圧調整ねじから始め、両端部側へ交互に調整していきます。・テーブルの側面ですきまを測定しながら、ダイヤルゲージの振れが止まるまで順次予圧調整ねじを締め込みます。このときの予圧調整ねじの締付トルクを計測しておきます。・両端に近い予圧調整ねじを調整するときは、テーブルを静かにストロークさせて、予圧調整ねじ部に円筒ころがあることを確認して行ってください。・以上の作業で、すきまはゼロ又はわずかな予圧状態になりますが、まだ、均一に予圧が調整されていません。再度同じ手順により、あらかじめ計測しておいたトルクですべての予圧調整ねじを均一に再調整します。図31 予圧調整方法の例❼予圧調整側軌道台の本締め・固定ねじは、均一なトルクで軽く締め込まれています。予圧調整ねじのときと同じように、軌道台中央部から両端部側へ交互に規定のトルクに近い値で仮締めします。・両端部に近い固定ねじを締め込むときはテーブルを静かにストロークさせ、固定ねじ部に円筒ころがあることを確認して締め込みます。・最後に同じ要領で、すべての固定ねじを規定のトルクで均一に本締めします。

Page 18:Ⅱ 25 Ⅱ 26 取付けCRWシリーズモジュール形の組合せマークCRWMは、取付基準面と軌道面との平行度測定結果に基づき、取付け後の走行精度が最良の状態になるように組合せマークを付けています。軌道台を組み付けるときには、図36のようにそれぞれの軌道台の組合せマークが同じ端部側にくるよう組み付けてください。図36 CRWMの組合せマーク組合せマーク中軌道台組合せマーク❽組立て後の確認・テーブルを静かにフルストロークさせ、走行が円滑で異音がないことを確認します。・テーブルの上面や側面をダイヤルゲージなどで計測し、走行精度を確認します。図32 組立て後の精度確認CRWシリーズモジュール形の取付けCRWMの一般的な取付構造を図33に示します。このときの取付けは、一般に次の手順によります。図33 CRWMの取付例❶取付準備・クロスローラウェイCRWMは1セットずつ(中軌道台1本、軌道台2本及び保持器付き円筒ころ2組)包装されています。他のセットと混同しないようご注意ください。・端部ねじや端面止め板を取り外し、各部品を清浄な洗浄液で洗浄後、防せい油や潤滑油を塗布します。❷取付面の清浄化・機械の取付面のばりや打痕を油といしなどで取り除きます。取付面の逃げ溝部にも十分にご注意ください。・清浄な布でごみや汚れを拭き取り、薄く防せい油や潤滑油を塗布します。❸中軌道台の取付け・中軌道台を取付面におおまかな位置合せをして固定ねじで軽く固定します。・走行平行度の基準面などと中軌道台の軌道面との取付平行度を、ダイヤルゲージなどで測定し位置修正をしながら均一な締付トルクで固定ねじの仮締めをします。・規定の締付トルクですべての固定ねじを均一に締め付けます。図34 中軌道台の取付精度確認固定側軌道台 中軌道台予圧調整ねじ予圧調整側軌道台走行平行度基準面❹ノックピン用穴の加工・ノックピンを使用するときは、中軌道台の両端に近いノックピン用穴に合わせ、ベッドに穴を共加工します。・中軌道台のノックピン用穴はH7に仕上げられています。ベッドの穴も同等に仕上げてください。・中軌道台のノックピン用穴の直径とその許容差は、寸法表によります。・切粉を排除し、必要に応じて再洗浄します。中軌道台を取り付ける機械などが大きいときは、中軌道台を取り外して洗浄し、再組立を行います。・ノックピンを装着し、再度走行平行度の基準面と中軌道台の軌道面との平行度を確認します。図35 ノックピン用穴の共加工❺テーブル側軌道台の取付け・CRWシリーズ標準形の取付けに準じます。❻テーブルとベッドの組付け・CRWシリーズ標準形の取付けに準じます。❼予圧調整・CRWシリーズ標準形の取付けに準じます。❽予圧調整側軌道台の本締め・CRWシリーズ標準形の取付けに準じます。❾組立て後の確認・CRWシリーズ標準形の取付けに準じます。

Page 19:ラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイ Ⅱ 28 Ⅱ 27呼び番号質量(参考) 主要寸法 mm 最 大ストローク長 さ基 本 動定格荷重基 本 静定格荷重許容荷重軌道台(1)g保持器付き円筒ころ(2)g外観 保持器付き円筒ころ 取付寸法C(3)NC0(3)NF(3)NA H L(n×F) E DWR Z p e W g M d1d2h t mmCRWG 2- 30 6.53 0.3812 630(1×15)7.5 225.6 44 2.8 5.5 2.5 M3 2.55 4.4 2 1.59 913 1 180 392CRWG 2- 45 9.53 0.72 45(2×15) 41.6 8 7 1 570 2 350 783CRWG 2- 60 12.5 0.88 60(3×15) 49.6 10 21 1 860 2 940 979CRWG 2- 75 15.5 1.22 75(4×15) 65.6 14 19 2 420 4 110 1 370CRWG 2- 90 18.5 1.39 90(5×15) 73.6 16 33 2 680 4 700 1 570CRWG 2-105 21.5 1.72 105(6×15) 89.6 20 31 3 190 5 880 1 960CRWG 2-120 24.5 1.89 120(7×15) 97.6 22 45 3 440 6 460 2 150CRWG 2-135 27.5 2.22 135(8×15) 113.6 26 43 3 910 7 640 2 550CRWG 2-150 30.5 2.39 150(9×15) 121.6 28 57 4 150 8 230 2 740CRWG 3- 50 22.8 1.6918 850(1×25)12.5 342 65 3.5 8.3 3.5 M4 3.3 6 3.1 213 2 740 3 660 1 220CRWG 3- 75 33.3 2.71 75(2×25) 62 10 23 4 080 6 090 2 030CRWG 3-100 43.8 3.72 100(3×25) 82 14 33 5 300 8 530 2 840CRWG 3-125 54.4 4.74 125(4×25) 102 18 43 6 440 11 000 3 660CRWG 3-150 64.9 5.75 150(5×25) 122 22 53 7 530 13 400 4 470CRWG 3-175 75.4 6.77 175(6×25) 142 26 63 8 570 15 800 5 280CRWG 3-200 85.9 7.78 200(7×25) 162 30 73 9 580 18 300 6 090CRWG 3-225 96.4 8.80 225(8×25) 182 34 83 10 600 20 700 6 910CRWG 3-250 107 9.81 250(9×25) 202 38 93 11 500 23 200 7 720注(1) 軌道台1本当りの質量を示します。 (2) 保持器付き円筒ころ1組当りの質量を示します。 (3) 軌道台4本、保持器付き円筒ころ2組を1セットとして並列使用したときの値を示します。1N≒0.102kgf4形状大きさ 2 63CRWGtEn×FLFEthHd2d1WWgA 0−0.3MZ(ころ本数)RpeDW

Page 20:Ⅱ 29ラック&ピニオン内蔵形クロスローラウェイ Ⅱ 30 呼び番号質量(参考) 主要寸法 mm 最 大ストローク長 さ基 本 動定格荷重基 本 静定格荷重許容荷重軌道台(1)g保持器付き円筒ころ(2)g外観 保持器付き円筒ころ 取付寸法C(3)NC0(3)NF(3)NA H L(n×F) E DWR Z p e W g M d1d2h t mmCRWG 4- 80 59.6 9.7022 1180(1×40)20 473 87 5 10 4.5 M5 4.3 7.5 4.1 214 6 690 9 400 3 130CRWG 4-120 88.0 12.0 120(2×40) 101 12 38 9 180 14 100 4 700CRWG 4-160 116 14.3 160(3×40) 129 16 62 11 500 18 800 6 270CRWG 4-200 145 16.7 200(4×40) 157 20 86 13 700 23 500 7 830CRWG 4-240 173 20.1 240(5×40) 199 26 82 16 700 30 600 10 200CRWG 4-280 201 22.5 280(6×40) 227 30 106 18 700 35 300 11 800CRWG 4-320 230 24.8 320(7×40) 255 34 129 20 600 40 000 13 300CRWG 6-100 147 12.031 15100(1×50)25 675 69 6 14 6 M6 5.3 9.5 5.2 348 11 200 13 800 4 610CRWG 6-150 216 22.6 150(2×50) 129 12 40 19 300 27 700 9 230CRWG 6-200 285 29.7 200(3×50) 165 16 68 24 100 36 900 12 300CRWG 6-250 353 36.8 250(4×50) 201 20 96 28 700 46 100 15 400CRWG 6-300 422 43.9 300(5×50) 237 24 124 33 000 55 400 18 500CRWG 6-350 491 51.0 350(6×50) 273 28 151 37 200 64 600 21 500注(1) 軌道台1本当りの質量を示します。 (2) 保持器付き円筒ころ1組当りの質量を示します。 (3) 軌道台4本、保持器付き円筒ころ2組を1セットとして並列使用したときの値を示します。1N≒0.102kgf4形状大きさ 2 63CRWGtEn×FLFEthHd2d1WWgA 0−0.3MZ(ころ本数)RpeDW